仕事を知る

歴史と技術

プラスチック成形品に対するニーズが高度化・多様化している現在、ヤシマ精工では、金型設計から製作・成形品の試作・成形・組立までトータルに手がけ一貫した生産体制を確立しています。また各工程間の緊密なコミュニケーションにより幅広い産業分野のニーズに応え、柔軟に対応しています。

取り扱う製品はミクロンオーダーの寸法精度を要するプロダクトから外観を重視した意匠面、取り扱いが難しい樹脂を原料とするもの等さまざまです。

要求される製品から最適解となる設計思想を導き出し、設計部門と製造部門が常に連携をとり改良・改善を重ねて顧客満足につながる金型造りを目指しています。

毎回の生産で要求規格通りの良い製品を変わらず生産する当たり前を維持するために日々より良い品質を求めるモノづくりを続けています。

そのため些細な変化点や異常に対する気付きを心がけ、ときにQC手法を駆使して継続的改善に取り組んでいます。

主に目視での外観チェックが検査部門の業務です。取り扱う製品により、使用する手袋の種類や照明、またクリーンルーム等と手法や環境を整えながら作業します。対象はコスメ容器や精密機構部品などさまざまです。

社内で生産した成形品や購入した部品をネジ止めしたり、安全に配慮した専用の器具で組み付けします。出来映えの外観チェックと同梱部品の包装作業も同時に行います。部品の組み合わせにより様々なパターンがあります。

検査部門とは異なり抜き取りによる寸法の測定や精密検査から品質の総合判断をする部門です。

生産中の製品を定期的にチェックして不具合の流出やトラブルを未然に防ぐのも重要な業務です。また外注部品の受入検査業務も担当しています。